なにもない、とは。

191106

こんにちは、エリティです(・∀・)

“「今、ここ」に意識を集中する練習” から、マインドフルネスの練習の時間です。

今回のお題は「何もない空間を意識する」です。

断捨離や、引っ越しなどの大規模な片付けをした人ならわかると思うのですが、空間は美しいです。

でも、なぜその美しさを忘れてモノを飾りたくなってしまうんでしょうか…。

今回は、その「空間」についてフォーカスしていきます。

やってみたこと

・主に家の中でモノを見る時に、「ない」を意識して、見る

・静寂を味わう

・自分の中の「ある」を見る

気づき

・引っ越して数ヶ月も経つと、徐々にモノが増えてきます。まだ入る、まだスペースがある、という余裕から、知らない間にモノを飾ってしまうようです。

それが悪いとは言いませんが、空間を見ようとした時には若干賑やかすぎるように思いました。

・私はうるさい環境(特に人の声や足音)が苦手で、割と静かなところが大好きです。

日常で「シンとしている」瞬間を感じると、時を感じることができ、静寂のありがたみを覚えます。

そして、美しい音楽や自然の音が、際立って聴こえてきます。

・自分が存在するだけで、「ある」こと。そして、今まで選び取ってきたことを感じることができました。

Don’t think, feel… そう、感じるだけ。考えない。

そうすることで、「自分は〜ができない」にとらわれることなく、冷静に自分を見つめ直すことができました。

感想

家の中で空間をみていると(場合によっては探すことも)、もれなく断捨離したくなると思いますが、大事なものは、持っておけば良いのです。

…日々が快適なやり方で。

空間と、モノの量(便利さ)のバランスは絶妙ですが、自分に合ったバランスや空間づくりを模索してみるとよさそうです。

著書の中で、この課題についてこう書かれていました。

もう1つ大事なことは、心の中の空間を認識することです。思考を手放して、その後ろにある心の大地を意識すると、たちまち安らかな気持ちになれます。

自分は、感覚で物事を認識するのが得意なはずなのに、思考や理屈ばかりを偏重してきたように思います。

感覚に目を向けてみることで、より自分の心の平穏や、ありたい姿を見つめることができました。

この課題をしている途中に、ふと般若心経の「色不異空 空不異色」を思い出し、

佐藤隆定さんというお坊さんが書かれているブログをありがたく読ませていただきました。

この課題、常日頃に取り入れたいものです。

それでは、ここらで(・∀・)

Photo by Gavin Allanwood on Unsplash